クリエイティブ

プリンティングディレクター 小島 勉 氏

当社が海外市場向けに実施している企画「ColorEdgeグローバルアンバサダー」に起用されているプリンティングディレクター 小島 勉氏は、長年作品づくりにColorEdgeを愛用しています。小島氏に作品づくりにおいて大切にしていること、ColorEdgeの使用感について伺いました。

小島氏が複製に携わった両界曼荼羅

プリンティングディレクター 小島 勉氏 作品
© Toppan Printing Co., Ltd. (Koyasan Mandala Project)

プリンティングディレクター 小島 勉氏 作品
© Toppan Printing Co., Ltd. (Koyasan Mandala Project)

両界曼荼羅とは、大日如来の説く真理や悟りの境地を図像化したものです。高野山に保存されているものは俗に「血曼荼羅」と呼ばれ、弘法大師が持ち帰った曼荼羅が火事によって消失したものを平清盛が、自らの頭の血を絵の具に混ぜて着色し、復元しました。それが「血曼荼羅」の名の由来です。日本の貴重な文化財を後世に伝えるために、さまざまな資料や、有識者の監修のもと、高野山と凸版印刷が、約8年の歳月をかけて、「想定色平成再生版曼荼羅」を制作し、2015年7月に完成し、高野山に奉納されました。


小島氏の作品は、ColorEdgeグローバルアンバサダーのスペシャルページ(EIZO海外Webサイト)で、さらにご覧いただけます。

作品づくりにおいて大切にしていることを教えてください。

私はイラスト、写真、文化財と、様々なジャンルのプリントづくりを行っていますが、それぞれ大切にしていることが違います。例えば写真作品では、写真家の思いにどれだけ寄り添い、プリント作品として形にできるかということを大切にしています。具体的には紙選びからレタッチ(色調)の方向性をどう決め込んでいくかといったことですね。最初から明確にイメージされている方もいますが、プリンティングディレクターである私がどう感じ、解釈するかというところも加味しながら表現を突き詰めたいという方もいらっしゃいます。プロ同士、表現についてどう対峙していくかという感じですが、あくまで対等な立場でいるように心がけています。出来上がった作品に対する責任は大きいですからね。最終的な制作物は紙にプリントされたものですが、その気持ちをきちんと掴む入り口として、まずモニターがしっかりしていないとダメなんです。そこからコミュニケーションが始まると思っています。

ColorEdgeの使用感を教えてください。

ColorEdgeを最初に使ったのはCG21でした。確か2005年ごろのことだったと思います。うまく言えませんが、画面表示がしっとりとした印象で、品があるなぁと驚いたことを覚えています。使いやすくて目が疲れにくいモニターでしたね。CG21以前はモニターの色は当てにするなという常識の中で仕事をしてきましたが、ColorEdgeとカラーマネジメント技術の向上によって、いまはモニター上で納得行くまで作品づくりに集中できるようになりました。

現在はMacBook Pro 15" RetinaにCG247をクラムシェルモードで接続しています。24インチモデルはサイズ感が自分のスタイルに合っていますし、文化財の作業など、現地にColorEdgeを持ち込んで作業する時にも取り回しやすい大きさです。理想は27インチのCG277ですね。小道具としてワコムのExpressKey Remoteを使っています。このremoteにMission ControlやSpacesのショートカットキー、Photoshopのショートカットなどを割り当てて、左手を自由な位置で操作できるようにしています。写真展ですと作業する点数も多いですよね。左手側の操作もバランスを取りながら、なるべく楽な姿勢で身体に負担を掛けないように心がけています。

最近、モニターフードでもう少し深いものがあると没入感が増していいなと思っています。あと組み立てが簡単だと嬉しいと思っていましたが、最新のモデルは組み立てが随分簡単になったようですね。ColorEdgeはクリエイティビティを強力に支えてくれる頼もしい相棒です。

プリンティングディレクター 小島 勉氏

小島 勉氏 略歴

プリンティングディレクター 小島 勉氏   1968年生まれ。1987年、凸版印刷のグループ企業に入社。サイテックス(Scitex)社のワークステーションでレタッチに従事。

2000年より、インクジェットプリンターによるアートプリント制作「プリマグラフィ:Primagraphie」のプリンティングディレクターとして活動、現在に至る。イラスト、写真、文化財等、様々なジャンルの作品づくりに携わる。

写真作品では専任プリンターとして写真家から指名され、そのクオリティには定評がある。

紙、カラーマネジメントに造詣が深く、セミナー、ワークショップなどでも精力的に作品づくりの楽しみを伝えている。


Instagramページ : https://www.instagram.com/kojima_tsutomu/

ColorEdgeグローバルアンバサダーについて詳しくはこちら

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