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ニュースリリース

映像制作市場向けの新機能をカラーマネージメントモニター2機種に追加、接続や設定のミスによる制作業務の手戻り防止に貢献

2023年9月7日

 

 EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、カラーマネージメントモニターColorEdge CG2700X、CG2700Sに、映像制作市場向けの新機能「Pixel Inspection」を追加します。モニター画面上で指定した座標の色情報を取得できる機能で、映像制作環境における接続ミスや設定ミスによる手戻り防止に貢献します。
 当機能は、9月7日公開の最新ファームウェアをユーザーがColorEdge CG2700X、CG2700Sに適用することで利用できます。
 

シンプルな接続で、マルチモニターの広い作業領域を実現
 


1. 開発の背景

 映像制作のワークフローでは、モニターのみならず、ビデオ再生機器、コンバータ、制作ソフトウェアなど複数のツールを使用して映像のプレビューを行います。また、複数のクリエイターが分業することも多く、離れたクリエイター同士で同じ制作環境を構築する必要があります。誤った制作環境で本来意図しない色表示のまま制作を進行することは、制作の手戻りリスクを高め、スケジュールの遅延につながる恐れがあります。
 そこでシステム管理者は、すべてのツールが正しく接続・設定されていることを確認したり、常にクリエイターが正しい色表示で制作を進められるように制作環境のカラーワークフローを管理する必要があります。しかし、制作環境の設定にミスがあった場合、原因の特定に手間取ることが多くあります。
 

2. Pixel Inspectionについて

 新機能「Pixel Inspection」は、モニター画面上で指定した座標における入力データの色情報を、数値で表示します。システム管理者は、取得した色情報が想定通りであった場合、適切な制作環境を構築できていると判別できます。一方、取得した色情報が想定と異なっていた場合、設定が適切ではないと判別できます。実際に取得した色情報と想定していた色情報との差異から、ツールの接続ミスや設定ミスの要因を効率的に絞り込めるため、制作業務の手戻りを未然に防ぐことができます。当機能はモニター前面のスイッチ操作で実行できるため、クリエイターも作業をしながら簡単に色情報を取得できます。


シンプルな接続で、マルチモニターの広い作業領域を実現

 

3. 関連情報

CG2700Xのファームウェアダウンロードページ
CG2700Sのファームウェアダウンロードページ



当機能は当社が出展する以下展示会でご紹介します。
■IBC 2023
会期:2023年9月15日~18日
開催地:オランダ アムステルダム

■Inter BEE 2023
会期:2023年11月15日~17日
会場:幕張メッセ
 

お問合せ先

【お客様からのお問合せ】

EIZO株式会社 映像ソリューション営業部
TEL:03-5764-3401

【報道関係各位のお問合せ】

EIZO株式会社 企画部 マーケティングコミュニケーション課
TEL:076-277-6795
E-Mail
Webサイト:https://www.eizo.co.jp/press/

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