地球

社員インタビュー国内営業/Y.N.

Y.N.

サステナビリティの視点は欠かせない。
グローバルスタンダードに触れた2週間

PROFILE

2016年 工学部電気情報物理工学科を卒業し、EIZOに入社。仙台営業所に赴任。
2020年 ヘルスケア営業部(東京営業所)に異動。
2023年6月 海外拠点インターンシップに参加

企画から開発、品質保証まで、海外の実情を視察

私が営業を担当するのは、ヘルスケア市場です。首都圏を中心に医療機関を回ってEIZOのモニターを提案することに加え、CTやMRIなどの医用画像機器(モダリティ)を製造するメーカーに、当社の映像ソリューションの提案も進めています。
海外拠点インターンシップに参加したのは、このヘルスケア分野の実情について視野を広げたいと考えたからです。2023年6月、「EIZO GmbH」(ドイツ・リュルツハイム)と「EIZO Limited」(イギリス・アスコット)に足を運んだ2週間は、これまでの社会人生活を振り返ってみても、とても色濃い時間となりました。EIZO GmbHは、ヘルスケア市場向け映像機器の企画・開発から製造、販売までを手がけており、ヨーロッパのものづくり事業全体への理解を深められたと思います。一方、EIZO Limitedは販売を担うグループ会社で、営業スタッフに同行し、現地の医療機関やモダリティメーカーの現地法人などに訪問しました。
ヨーロッパと日本を比較し、気づいたことはいくつもあります。とりわけ印象深いのが、環境への意識の違いです。ドイツやイギリスでは、商品を選ぶ指標として価格や機能だけでなく、持続可能性をとても重視しています。国内で営業する中でも意識の高まりは徐々に感じていましたが、その感覚以上にサステナビリティの視点は当たり前に備えていなくてはならないグローバルスタンダードになっているのです。マインドを高めていく危機感を肌で感じられたことは、海外拠点インターンシップに参加した大きな収穫と言えます。

国際舞台には思いを伝える“しゃべる力”が必要

どんな製品をユーザーに届けたいか――。ドイツやイギリスで会ったグループ会社の一人ひとりが意見をしっかりと口にしていたことも、海外拠点インターンシップで実感した出来事の一つです。日本では思っていてもなかなか声に出して言えない場面が少なくないのではないでしょうか。よく言えば奥ゆかしいのかもしれませんが、グローバル展開を視野に入れた時、消極的な姿勢のままではすぐに取り残されてしまいます。海外で働くメンバーと接し、自分自身の意志を伝える大切さを再確認しました。
特に、私の仕事は顧客と会社をつなぐ営業です。お客様の前ではEIZOの代表であり、一方で社内に対してはユーザーのニーズを伝えていかなければなりません。それぞれの立場に通じるプロフェッショナルとしてコミュニケーションを図り、EIZOと世界を結び付けていきたいと考えています。
就職活動中の方で、もしEIZOのようなグローバル企業での活躍を目指しているならば、ぜひ“しゃべる力”を磨いておいてほしいと思います。それは語学の勉強だけではありません。自分自身の個性や考えていることを相手に伝えることがとても重要です。同世代の友達だけでなく、幅広い世代や立場の方とも積極的に関わってきた経験が、国際社会に身を置いた時にきっと役立つはずですよ。