地球

社員インタビュー社内情報システム構築/A.K.

A.K.

EIZOの業務プロセスをより深く知り、
システムで付加価値を高めるサポートを

PROFILE

工学部情報工学科卒業後、総合ITベンダーでシステムエンジニアとして働く。
2016年10月 EIZOに経験者採用で入社。総務部情報システム課に配属

入社から8年。つまずきを成長の種に

会社の業務に関わるシステムの企画・開発・運用・保守を担当したり、会社全体を俯瞰してITを組み込んだ効率化を進めたりすることが、情報システム課で働く私の仕事です。入社して8年、顧客管理や品質管理など、多岐にわたるシステムを手がけてきました。
中でも、忘れられないのは、EIZOに入ってすぐに受け持った出荷検査システムの開発です。従来、社内では紙の検査成績書をもとに出荷前の最終チェックを行い、基幹システムに情報を手入力後、出荷としていましたが、それを全て電子化、基幹システム登録の自動化を実現しました。システムエンジニアとして積み重ねてきた経験をもとに、企画から導入までを進めたシステムであり、関係部門と打ち合わせを重ね、稼働までこぎ着けた時に感じた達成感はとても大きかったですね。その喜びの背景には、出荷に至るまでの複数部門の業務とシステムを理解して、業務改革を実現することで、現場の力になることができたという確かな手ごたえがあります。
一方で、順調に進む日ばかりではありません。夜間、システムの更新作業をしている時に、手順を間違えて重要なデータを誤って消してしまったことがありました。その日のうちに何とか復旧でき、事なきを得ましたが・・・。この失敗で学んだことは復旧手順という技術的な知識、手順通りに作業を行うこと、影響範囲を確認して関係者へ報告することの重要性など。学び、成長できたことが多くあり、現在では良い経験ができたと感じています。多くのつまずきを経験しましたが、そこから何を学ぶかが重要であり、成長の種と考えることで、一歩ずつシステムエンジニアとしてのステップを上っています。

上流から下流まで幅広く関わりたい

かつて働いていた総合ITベンダーからの転職を決めたのは、いちユーザーとしてEIZOの製品が好きだった点と、企画から開発、運用までを一貫して担うことができる環境に興味をひかれたからです。情報システム課は仕事柄、社内のあらゆる部門と関わりがあります。上流から下流まで、EIZOのものづくりのプロセスをより深く知り、付加価値を高めるために道具のひとつとしてIT技術を使いサポートしていくことが、目的であり、私の役割だと認識しています。ローコードのシステム開発やデータサイエンスの活用、生成AIの取り組みなど、先進的な技術も積極的に活用しながら業務改善や効率化を推し進めていきたいと考えています。
「システムエンジニアとしてまだまだ成長していきたい」。今でもまっすぐに意欲がわいてくるのも、EIZOに転職したことが大きく影響していると思います。ここには社員一人ひとりの挑戦を後押しする企業風土が当たり前のように根づいており、私自身、入社以来さまざまな経験をさせていただきました。自分自身をもっと高めたい――。就職活動中の学生も、転職を考えている方も、そんな情熱を抱いているならば、EIZOはきっと最適な選択肢の一つになるはずですよ。