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Maintenance & Operation Support Services
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運用保守 &
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業務支援サービス
ソリューション概要
運用重視のシステム構築
システム化の計画や仕様検討段階において、アプリケーションの機能、ユーザーインターフェース、システム連携といった部分については詳細に検討したものの、運用管理システムのあり方や、その具体的運用方法については検討が浅かった、という声をシステム稼働後に聞くことがあります。稼働したものの、運用保守はベンダーにお任せで内容はあまり把握できていない、何かあったらベンダーのサービス要員を呼んで何とかしてもらっている、といった状況になってしまっているシステムを見かけることもあります。
医療機関のシステム担当部門の方々は、さまざまな課題に追われています。システムの運用管理や保守に関わる業務が重要であることは認識されてはいるものの、システム化の企画や更新計画、ユーザー対応で手一杯なため、運用や保守を効率的に行うための仕組みを検討したり、それらを担う人材を育成、あるいは採用したりするところまで手が回らない、不具合や不調、障害が発生してからベンダーにお願いして保守サポートの中で何とかしてもらうしかない、といった声も聞かれます。
当社では、構築したシステムをどのように運用していくか、その運用業務を、より効率的かつ正確に行っていくための方法を、お客様と共にシステム化計画の中で考えていくようご提案します。
下記3つのテーマで、具体的なツールや方法についてお客様の運用担当の方とともに検討していきます。
- 統合的な運用管理や監視システムの導入
- 遠隔監視サービスの活用
- ベンダー保守窓口との調整業務サポートサービスの活用
当社は、システムは導入してからの利活用が重要であり、導入したシステムは、運用して使いこなしてこそ組織全体の生産性を高め、医療サービスの質を上げることに貢献できるものと考えています。しっかり運用できるシステムを構築する、という運用重視のシステム構築は重要だと考えています。
システム運用をシステム化計画の中で優先的な課題と位置づける
医療現場の業務がITシステムに依存するほど、その不具合や障害が業務に与える影響は大きくなることは言うまでもありません。しかしながら、不具合や障害の全くないシステムを構築することができないことも現実であり、無論、予算制約も存在します。
不具合や障害が発生しないよう、システム仕様を検討する段階で、可用性(冗長度)を高める技術や製品の採用を考えることは非常に重要ですが、システム構成の多重度を上げたり、停止時間をゼロに近づける(99.9%, 99.99%, 99,999%稼働といった表現がされます)ための技術対策は、通常、コストが膨大になります。
障害が起きないシステムを作る、という発想以外に、障害の予兆を掴むことや、起きた際に状況を迅速に把握して原因の推定や特定を極力早くし、復旧速度を早くする、そのための監視や運用のしくみを構築する、という視点が併せて重要になると考えています。
ポイントとしては、
- システム障害による業務影響とリスクを評価する。
- システム障害を回避するためのシステム的な対策とそのコストを検討する。
- 運用管理や監視ツールの活用を含む運用管理体制や保守対策によるリスク低減対策とそのコストを検討する。
-
上記3と連携したベンダー保守サービスを活用することを検討する。
であり、予算を含め合理的に、システム技術対策と運用保守対策をバランスさせながら、システム化の計画を進めることが肝要だと考えています。どの部分にどのような費用をかけて対策すべきか、ということは簡単には導き出せないことですが、業務への影響、法律や公的機関のガイドラインなどから導き出される部分もあります。以下のような考え方で整理するのも一つの方法です。
システム1 | システム2 | システム3 | システム4 | |
---|---|---|---|---|
システム変更要求への対応速度 | 1時間以内 | 半日以内 | 24時間以内 | 2日以内 |
停止時の他の方法による業務継続 | なし | なし | あり | あり |
許容される停止時間 | 2時間 | 半日 | 1日 | 3日 |
法律や公的ガイドラインから 要求される業務継続性 |
大 | 中 | 小 | 小 |
システム冗長化 | MUST | Strong Want | Want(Dataのみ) | No Need |
監視レベル(頻度と情報量) | 大 | 大 | 中 | 小 |
ベンダー保守対応要求 | 24H356D | 平日24H365D | 平日9:00~21:00 | 平日9:00~17:00 |
予算配分(優先順位) | Level 1 | Level 2 | Level 3 | Level 4 |
当社は、お客様環境とシステム化の前提や制約条件(リソース、コスト、技術や製品の仕様、リスク許容度など)に合わせ、さまざまな要素を勘案しながらシステム化計画のご支援やご提案をさせていただきます。中でも、運用管理と監視システムの導入や、その環境構築、そして業務代行といった部分に力を入れております。
運用に課題のあるお客様には、下記をご提案します。
- 運用管理、監視システムの導入
- 24時間遠隔によるシステムステータスのリアルタイム監視
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障害予兆把握、障害の早期発見、切り分け支援の仕組み