第5章 ActiveShot機能
ActiveShot(Picture in Picture)は、本体に2台のコンピュータが接続されている場合、両方の表示画像を親画面と子画面に同時に表示することができる機能です。2台のコンピュータの接続方法については2台のコンピュータをつなぐを参照してください。
[例]
5-1. 操作方法
子画面のオン/オフ
オン:コントロールパネルの入力切替ボタンを2秒間押します。
オフ:もう一度入力切替ボタンを2秒間押します。
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ScreenManagerの<ピクチャーインピクチャー>メニューで「オフ」を選択しても子画面を消すことができます。
親画面・子画面の表示画像の入れ替え
入力切替ボタンを軽く押すと親画面と子画面の表示画像が入れ替わります。
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以下の場合はActiveShot機能は使用できません。
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ActiveShot機能を使用しているときは、動画がちらつくことがあります。
5-2. 子画面の設定
表示モード
子画面の表示方法には<スタンダード>モードと<切り取り>モードがあります。 (下図参照)
ScreenManagerの<ピクチャーインピクチャー>メニューを使って設定します。
[例]
<スタンダード>モード
表示画像の全画面を子画面に縮小表示します。
ScreenManager <ピクチャーインピクチャー>メニューで<スタンダード>を選択します。
サイズを選択する
→
<子画面サイズ>を選択します。
子画面のサイズを「ラージ」(約1/4)、「ミディアム」(約1/6)「スモール」(約1/16)から選択します。
<子画面サイズ>を選択し、サイズを選択します。
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サイズ選択後の実際の子画面サイズは入力信号によって異なります。
位置を調整する場合
→
<子画面ポジション>を選択します。
モニター画面上の子画面の位置を調整します。
<子画面ポジション>を選択し、上・下・左・右のコントロールボタンで調整します。
コントラストを調整する場合
→
<子画面コントラスト>で調整します。
赤・緑・青の信号の明るさを同時に調整し、好みの状態に調整します。
<子画面コントラスト>を選択し、左・右のコントロールボタンで調整します。
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ファインコントラストメニュー上でも子画面のコントラスト調整ができます。子画面を表示した状態で、左右のコントロールボタンを押すと、ファインコントラストメニューが表示されます。
<切り取り>モード
表示画像の任意の範囲を切り取って子画面に表示します。
ScreenManager <ピクチャーインピクチャー>メニューで<切り取り>モードを選択します。
切り取り範囲の設定
→
<切り取りエリア>を選択し、切り取り範囲を設定します。
[切り取り手順]
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<切り取りエリア>を選択すると、子画面の表示画像がモニター全体に表示され、ピンク色の枠が画面上に表示されます。
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<切り取りポジション>を選択し、上・下・左・右のコントロールボタンで、枠の左上を切り取りたい範囲の左上に合わせ、エンターボタンを押します。
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<切り取りサイズ>を選択し、上・下・左・右のコントロールボタンで、左上を起点にして、枠のサイズを切り取りたい範囲に合わせ、エンターボタンを押します。(枠のサイズには制限があります。)
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<リターン>を選択すると、設定した切り取り範囲が子画面として表示されます。
位置を調整する場合
→
<子画面ポジション>を選択します。
モニター画面上の子画面の位置を調整します。
<子画面ポジション>を選択し、上・下・左・右のコントロールボタンで調整します。
コントラストを調整する場合
→
<子画面コントラスト>で調整します。
赤・緑・青の信号の明るさを同時に調整し、好みの状態に調整します。
<子画面コントラスト>を選択し、左・右のコントロールボタンで調整します。
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ファインコントラストメニュー上でも子画面のコントラスト調整ができます。子画面を表示した状態で、左右のコントロールボタンを押すと、ファインコントラストメニューが表示されます。
5-3. コントロールボタンを使った操作方法
コントロールパネルのコントロールボタンとエンターボタンを使って、簡単に子画面のブライトネス・コントラスト、サイズ、位置などを調整/設定できます。詳しくは付属のクイックリファレンスをご参照ください。