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映像技術開発部エンベデッドテクノロジー開発課グループリーダー/臣 淳暢
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セキュリティー市場の開拓に挑み10年。
プロジェクトの“成長”を“成功”に結び付ける
PROFILE ●臣淳暢(おみ あつのぶ) 2006年 入社。ASIC開発課に勤務 2018年 新設のエンベデッドテクノロジー開発課に異動 2020年 新設のImaging Chain開発戦略課と兼任に 2021年 エンベデッドテクノロジー開発課グループリーダーとなり、現在に至る |
営業とスクラムを組み、ビジネスを開拓
この10年、関わってきた思い入れの強いプロジェクトがあります。それが、産業用モニター「DuraVision」シリーズとして、セキュリティー市場向けに開発したIPモニターです。通常、IPカメラで撮影した映像は送受信用の機器などを経由して表示しますが、私たちのプロジェクトが製品化したIPモニターならばLANケーブル1本で簡単に接続できます。配線が非常にシンプルで既に設置されているカメラに後付けしやすく、屋外のほこりなどの汚れにも強いため、地下鉄の改札・駅構内、空港などといった公共インフラを中心とした幅広い用途での活用が見込まれています。
このIPモニターの開発プロジェクトが始動したのが2011年。私は立候補する形でこのプロジェクトに参加し、カメラの映像を受信して表示するアプリケーションソフトの開発を担ってきました。それから約10年が経ち、現在は営業チームとスクラムを組み、技術的な側面からビジネス開拓をサポートするのも私の重要な仕事です。売り込み先の重点市場としては国内だけでなく欧米諸国も含まれ、これまでにフランスやドイツ、オランダ、ベルギー、イギリス、アメリカなどを回りました。実際に顧客と接する中で得られる声は新たな製品開発に向けた貴重な情報であり、やりがいとモチベーションにもつながっています。
そんな経験を重ねながら、製品としてもプロジェクトとしても、着実に“成長”していることを実感しています。それでも、まだまだ道半ば。ビジネスの視点で見ると、“成功”と言えるほどの実績を残しているわけではありません。EIZOの新たな事業の柱となるよう、一段も二段もより高みを目指して歩んでいきたいと思います。
十人十色であってこそ、チームは強くなる
2020年からは新設のImaging Chain開発戦略課でプロダクトマネージャーも兼任し、グループ会社も含めたEIZO製品群をつないだ映像ソリューションの創出にも力を入れています。セキュリティー市場の開拓や新ソリューションの模索といった仕事を通して強く思うのは、ものづくりはチームプレーということです。さらに言えば、国内外のたくさんの人たちと働く中で、さまざまなスキル、考え方を持った人が集まるからこそ、チームは強くなると確信しています。
もちろん、この違いが衝突の火種となることもあるでしょう。だからこそ、メンバー一人ひとりとこまめにコミュニケーションをとり、他者を理解する心を持ち合わせていなければなりません。そして、お互いの課題を補完し合い、強みを結集していくことでチームは大きな力を発揮できます。一個人としても、周囲と比較して自分の強みはどこか、どんな点が劣っているかを客観的に見ることができれば、いかなる環境であろうと成長することができるはずです。
そしてどのような状況であろうと、自分自身の信念を持ち続けてほしいです。EIZOが会社設立以来、50年以上にわたって時代の荒波を乗り越えることができたのは、当社にしかできない品質を求めるという信念を常に抱き続けてきたからだと考えています。決してぶれない核があれば、どんな壁も越えていけるはず。確固たる個を持った皆さんと、十人十色のチームとして一緒に新しい挑戦ができる日を楽しみにしています。