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ヒューマンドキュメント

映像商品開発部ヘルスケア商品開発課 グループリーダー/黒川愛里

開発プロジェクト全体を統括。モニターで医療現場に貢献を

黒川愛里  
PROFILE
●黒川愛里(くろかわ あいり)
2006年 入社。映像商品開発部商品開発1課(現プロフェッショナルモニター開発課)に勤務
2018年 2度の育児休業を経てヘルスケア商品開発課グループリーダーとなり、現在に至る

日ごろからのコミュニケーションが重要

レントゲンやマンモグラフィーなどの医用画像を表示し、正確な画像診断に貢献するメディカルモニターソリューション「RadiForce」の商品開発に携わっています。私が担うのは、開発プロジェクト全体のマネジメントです。課内だけでなく、他部門との連携が欠かせない仕事で、営業とともにクライアントが求める機能を考え、ファームウェアや機構などの開発部門と打ち合わせし、実際に量産されるまでのスケジュールを管理しています。
これまでにいくつもの製品を手がけてきましたが、喜びを感じるのはやはり製品を世に送り出す時ですね。量産が始まる当日は無事に生産されるか多少の不安を抱えながら、実際に工場まで足を運びます。多くのエンジニアの手をわたって生み出されたモニターが生産されるのを見ると、ついついほおが緩んでしまいます。
当然、開発の過程は順調に進むことばかりではありません。重大な課題が見つかれば、その解決に時間が取られ、どこかの工程でリカバリーする必要性が生じます。他部門の開発に関わる事柄となれば、自分一人の頑張りだけでどうにかならないことも。心苦しさを感じながらも、プロジェクトのメンバーに無理を聞いてもらうこともあります。
そんな時に重要となるのが、普段からの関係性です。皆さんも分かるのではないでしょうか。困った時だけすり寄って来るような人は何となく信頼できませんよね。私は日ごろからさまざまな部署の人たちと積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。メンバーのみんなとしっかりと顔を合わせ、話し合い、プロジェクトのベクトルを共有するようにしています。

チャレンジ精神を持った人とともに、未来のヘルスケア市場を築きたい

グループリーダーとして後輩、若手の成長を後押しするのも私の役割です。そのために、個々が今、どんな仕事をしているか、課題は何かを把握するため、毎朝15分ほどのミーティングを開いています。加えて、週に1度は勉強会も兼ねて、市場や開発のトレンドなどをテーマに話し合いを重ねています。
一方で、家に帰れば小学生の娘と息子を持つ母でもあります。これから就職を控える学生、特に女性の中には子育てしながら働くことに不安を抱える方もいるでしょう。私の場合は、2度の産休・育休を取得しましたが、いずれの際も働きにくさを感じたことはありません。もちろん、そこには主人をはじめ家族の協力があります。加えて、EIZOには男性女性関係なく、活躍を後押しする風通しの良さがあり、私のように育児をしながら働く女性がたくさんいます。さらに言えば、技術系職種はフレックスタイム制のため、子どもが風邪をひいたり、学校行事があったりした際は、働く時間を調整することができ、とても助かっています。
EIZOの働きやすさは、男女間だけに限った話ではありません。若手、ベテランにかかわらず、自分のアイデアをどんどん具現化できる場があります。私自身、何事にも積極的に挑戦する人とともに働きたいですし、そんなメンバーとともに新たなヘルスケア市場が求める映像ソリューションを築いていきたいと考えています。

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