ヘルスケアセミナー

第10回 EIZOメディカルセミナー2014のご報告

フィルムレス運用が進むにともない、病院内のさまざまな領域でモニタが利用され、医療従事者の方々がモニタに求める要望は多様化しています。そこで、これら要望に応えることを目的として、「フィルムレス運用を進化させるモニタの活用術」に焦点を当てたメディカルセミナーを、札幌で初めて開催しました。

第10回 EIZOメディカルセミナー2014

 

会期 2014年9月6日(土)
会場 北海道 札幌市 中央区 アスティ45 16F
会議・研修施設 ACU/アキュ
対象 ・施設の管理責任者様、読影担当医師様、診療放射線技師様、病院情報システム管理者様
・医師や診療放射線技師を目指している学生様

 

セッションⅠ モニタに関する技術 ~ ランチョンセミナー ~

■医療用モニタの動向と最新技術トレンド

EIZO 株式会社 営業技術担当部長 前田 一哉

トレンドである4k×2kの話に始まり、開発思想から異なる医療用モニタと民生モニタの違いを説明しました。さらに、JART/JIRAのアンケートによって分かった、医療現場でのモニタ品質管理の実態についても紹介しました。

EIZO株式会社 取締役 前田 一哉

セッションⅡ モニタ品質管理の実際

座長:独立行政法人 地域医療機能推進機構 札幌北辰病院 放射線部 松村 俊也 先生

 

■データでみる医用モニタの有用性とその管理
~医療現場で必要なモニタ管理のノウハウ~

名古屋第二赤十字病院 放射線部 新美 孝永 先生

実際の医療現場での測定データに基づいた医用モニタの基礎知識とその有用性、また継続的な品質管理の必要性とそれによるベネフィットについて、わかり易く解説いただきました。

名古屋第二赤十字病院 放射線部 新美 孝永 先生

■ディジタルマンモグラフィの有用性と品質管理について
~ソフトコピー(モニタ)診断の時代を迎えて~

北海道対がん協会 札幌がん検診センター 放射線技術部 黒蕨 邦夫 先生

ディジタルマンモグラフィの品質管理について解説いただき、乳がん検診におけるディジタルマンモグラフィの有用性、さらには、マンモグラフィ遠隔診断支援システムを利用した地域検診の構築について説明いただきました。
 

北海道対がん協会 札幌がん検診センター 放射線技術部 黒蕨 邦夫 先生

セッションⅢ 情報システムの構築

座長:北海道情報大学 医療情報学部 上杉 正人 先生

 

■病院情報システムを構築する際に考えるべき6つのこと

旭川医科大学病院 経営企画部 谷川 琢海 先生

病院情報システムを構築する際に考えるべきことを、旭川医科大学病院におけるHIS関連プロジェクトなどの話を交えつつ、ライフサイクル、プロジェクトマネジメント、要求管理、法令・ガイドラインや保険診療のルール、運用・保守フェーズへの移行、システムの導入評価という、6つの項目順に解説いただきました。

旭川医科大学病院 経営企画部 谷川 琢海 先生

■情報システム管理部門立ち上げと東日本大震災での対応

石巻赤十字病院 情報システム課 千葉 美洋 先生

石巻赤十字病院での情報システム課設立までの軌跡を、システム管理者による、クレーム処理から相談、そして業務マネージメントという業務の変化を含めて説明いただきました。そして、東日本大震災時の情報システム課の被害状況や対応、そして見えてきた課題や今後の取り組みについて解説いただきました。

石巻赤十字病院 情報システム課 千葉 美洋 先生

セッションⅣ 最先端の乳がん検査

座長:北海道対がん協会 札幌がん検診センター 放射線技術部 黒蕨 邦夫 先生

 

■Breast Imagingの近未来
~Vendor Neutral Archiveがもたらす新しい画像診断~

宇都宮セントラルクリニック 代表 佐藤 俊彦 先生

従来のマンモグラフィに比べ、画像の描出精度が高く、より正確な診断が可能になるため乳がんの早期発見に大いに期待されるトモシンセシスや、超音波、MRI、PET/CT、およびPEM(Positron Emission Mammography)などの各画像診断の役割・特徴について、実際の画像を見つつ解説いただきました。さらに、VNA(Vender Neutral Archive)の活用が遠隔読影にもたらす利点についても紹介いただきました。

宇都宮セントラルクリニック 代表 佐藤 俊彦 先生


 

モニタ品質管理ワークショップ

宇都宮セントラルクリニックの佐藤先生のトモシンセシスを含む乳がん検査画像の読影方法の解説 セミナー終了後には希望者の方を対象に、2種類のモニタ品質管理のワークショップを開催しました。

1つは、宇都宮セントラルクリニックの佐藤先生のトモシンセシスを含む乳がん検査画像の読影方法の解説と、「デジタルマンモグラフィ品質管理マニュアル」に基づいた品質管理作業の体験ワークショップ。そして、もう1つは、品質管理を実践している施設の運用事例の紹介と、「モニタ品質管理ガイドライン JESRA X-0093」に基づいた品質管理作業の体験ワークショップでした。

 

「デジタルマンモグラフィ品質管理マニュアル」に基づいた品質管理作業の体験ワークショップ

「デジタルマンモグラフィ品質管理マニュアル」に基づいた品質管理作業の体験ワークショップ

、「モニタ品質管理ガイドライン JESRA X-0093」に基づいた品質管理作業の体験ワークショップ

赤十字病院様実験環境

 

製品展示

別室では、「EIZO Technology」と銘打って、新機能を搭載した各種モニタを一堂に展示しました。医用モニターRadiForceだけではなく、その他のブランドモニターも展示し、そのユニークな技術を参加者の方々にご覧いただきました。

EIZO Technology

EIZO Technology:オプティカルボンディング

EIZO Technology: RX340-AR比較

赤十字病院様 実験環境

製EIZO Technology:FORIS

EIZO Technology: FORIS


この場をお借りし、講師の先生方、参加者の皆様に御礼申し上げます。今後とも皆様のお役にたてるよう、製品提案、セミナー企画ともに力を尽くしてまいります。誠にありがとうございました。