CSRの取り組み

責任ある鉱物調達に関する取り組み

責任ある鉱物調達に関する基本方針

IT・エレクトロニクス部品等の原材料として重要な鉱物資源において、コンゴ民主共和国(DRC)やその隣接国を含む紛争地域や高リスク地域での採掘が、強制労働や児童労働を含む人権侵害、環境破壊、資金洗浄などの紛争や不正な行為を引き起こす組織の資金源となり、これらの鉱物使用が組織の行為を助長させ得ることが懸念されています。

EIZOグループは、当該課題の考慮を社会的責任と考え、当社製品に使用する鉱物の調達が紛争・不正に関与しない(コンフリクトフリーである)ことを目指します。この実現のため、サプライチェーン全体に対して、特定の鉱物資源(タンタル、錫、タングステン、金 [米国ドッド=フランク法で「紛争鉱物」と定義される4鉱物]、およびコバルト)が不正に関与しない供給元から調達されることの調査・確認を行います。関与の恐れがある場合には是正に向けた取り組みを進めます。

また、当社はRMI(責任ある鉱物調達イニシアチブResponsible Minerals Initiative)に参加しており、継続的に紛争地域や高リスク地域からの責任ある調達活動を支援します。

デューディリジェンスプロセス

当社は「責任ある鉱物調達に関する基本方針」をWEBサイトで開示し、当社製品に使用する部品において、不正に関与する特定鉱物の不使用を目指す取り組みをサプライチェーン全体に求めています。

また、RMI(Responsible Minerals Initiative)が発行するCMRT(紛争鉱物調査票Conflict Minerals Reporting Template)を使用して、全サプライチェーンを対象に特定鉱物の原産地調査を毎年実施し、不正に関与する特定鉱物の調達が無いかを確認しています。サプライチェーンからの調査回答にRMAP(Responsible Minerals Assurance Process)に適合していない製錬所が含まれる場合は、さらなる精査や、RMAP監査、RMAP適合製錬所からの調達についての検討を要求します。

調査した製錬所リストについては、当社製品の納入先となるお客様の要請に応じてCMRTにて開示しております。

2017年度の調査結果

調査回答の回収率は90%を超えていますが、一部が未回答にとどまり、コンフリクトフリーか否かの判定には至りませんでした。

また一部の製錬所がDRCとその隣接国を原産地とする鉱物を使用しているとの情報を確認しましたが、不正に関与しているか否かを判断する情報は入手できませんでした。

今後の取り組み

2018年度は調査の対象を拡大し、コバルトについても原産地調査を行います。仕入先様や業界団体とも連携し、コンフリクトフリーを目指して引き続き取り組んでいきます。