新たな価値を支えるEIZOの品質保証

企画・開発プロセス

高品質な製品の実現には、企画・開発段階から品質を作りこむことが欠かせません。

開発・製造が一体となった製品開発

企画・開発・製造など、ものづくりに関わる部門が集結しているメリットを活かし、高い品質水準を維持した製品をスピーディーに生み出しています。

 

企画段階での課題・リスクの洗い出し

革新的な製品の実現には、新しいデバイス・映像処理技術・生産技術が必要ですが、一方で、新しい技術には未知のリスクが潜んでいます。 そのため、開発の初期段階で、企画・開発・製造・品質保証からカスタマーサポートまでのすべての部門が集まり、新技術導入時の課題・リスクを徹底的に洗い出します。

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上流設計の強化と自社開発の強み

開発プロセスでは、洗い出された課題、リスクも含めて製品設計の要件を明確にして、3D-CADの利用や高速信号伝送、熱、EMIのシミュレーションなどにより、上流設計の強化(フロントローディング)を行っています。
厳しい使用条件に対応するシステム回路やソフトウェアのモジュール設計、表示モジュールの設計などにおいて、一貫した自社開発を行うことにより、高い品質水準を最適な形で実現しています。

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生産性を考慮した製品設計

開発部門の他、製造、品質保証、カスタマーサポート部門などものづくりに関わる部門が集結しているメリットを活かし、開発の初期段階でこれらの部門が作業性・生産性を意識した構造設計や調整方法、工程設計に携わることで、量産段階での安定した品質を実現しています。

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国際基準の品質試験を自社設備で完結

高温・低温試験や振動・落下試験などの信頼性試験をはじめ、EMI、EMS、安全規格に関する試験設備を自社で保有しており、迅速かつ入念な評価と設計・製造部門への円滑なフィードバックが行えることが、品質の作りこみと保証において大きな役割を果たしています。それに加え、画質・表示性能や接続機器との互換性検証といった基本的な評価から、お客様の目線に立った評価(妥当性確認)も実施しています。

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MIL-STD-810対応試験評価棟:米国国防総省が調達する物資の規格/評価ガイドラインに定められる、極端な温度・湿度、振動、衝撃等の環境下での試験に対応。

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10m法電波暗室:ISO/IEC17025 に基づく米国標準技術研究所(N.I.S.T.)NVLAPのEMC試験所認定取得(2002年取得)。同様に TUVから認定取得(2003年取得)。

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