大切なお知らせ

FlexScan L365 / L365-A、L465、L565 / L565-A、L665、およびPLACEOをご愛用のお客様へ

改訂 2016年7月1日
2013年4月1日
2002年11月28日

 

FlexScan L365 / L365-A、L465、L565 / L565-A、L665、およびPLACEOをご愛用のお客様へ

日頃よりEIZO製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、掲題の製品において、一定の条件で長期間ご使用になった場合に、"画面上のモニター設定用のメニューがこれまでと異なった表示になる"などの症状が発生することが判明し、当該症状が発生した製品につきましては製品保証期間に関わらず無償修理いたしておりました。

掲題の製品は発売より約15年が経過し、お客様からの修理のご要望がほぼ収束しましたことより、2016年6月30日受付分をもって、掲題7製品の修理を終了いたしました。
なお、掲題7製品の補修用性能部品の最低保有期間は2008年3月に終了しております。

修理期間中はお客様にご不便、ご迷惑をお掛けしましたことを改めてお詫び申し上げますとともに、今後とも当社製品をご支持いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

なお、当件に関するお問合せ、ご相談に関しましては、EIZOサポートネットワークまでお問合せくださいますようお願い申し上げます。
 

  • 人体への危害や安全に関わる不具合に至ることはございません。
  • ここに掲載されています情報は、お客様への対応と利便性を考慮して、都度、更新をしております。

EIZO株式会社

< 記 >

不具合製品一覧

対象製品名 S/N (シリアルナンバー)
FlexScan L365 / L365-BK S/N 20001XXX から V4424XXX までの製品
FlexScan L365-A / L365-BK-A
FlexScan L465 / L465-BK S/N 20001XXX から C8682XXX までの製品
FlexScan L565 / L565-BK S/N 20001XXX から C1737XXX までの製品
FlexScan L565-A / L565-BK-A
FlexScan L665 / L665-BK S/N 20001XXX から 44024XXX までの製品
FlexScan PLACEO S/N 20001XXX から 22269XXX までの製品
  • S/N (シリアルナンバー) は、製品本体背面に貼付されていますプレートに表示されています。

 

S/N採番の見方 S/N 20001XXX 上5桁の番号で以下の方法で採番しています。<L365/L365-Aの例>S/N 20001XXX→S/N 99999XXX→S/N A0000XXX→S/N A9999XXX→S/N V4424XXX※上1桁目頭の数字は、2から始まり9まで行くと、その先はA,B,C・・となります。下3桁の番号は採番には含まれません。

なお、お客様自身での不具合症状発生の回避ができます。

不具合発生回避の方法

入力信号切替え機能を「マニュアル (Manual) 」に設定してください。
その後の入力信号の切替えは、フロント操作パネルの入力切替えボタンフロント操作パネルの入力切替えボタン フロント操作パネルの入力切替えボタン アイコン を使用してください。

不具合に至らない使用条件

以下の状態でご使用の場合は、不具合に至ることはございません。

  • モニターの入力信号切替えを、あらかじめマニュアル (Manual) に設定している場合。
    (モニターにコンピュータを1台のみ接続している場合は、設定をマニュアル (Manual) に変更しても使用上の不都合は生じません。)
  • コンピュータとモニターを以下の2点の状態で使用している場合。
    • (1)コンピュータを使用しない場合は、モニターの電源ボタンを押して電源を切る、電源コードを抜く、テーブルタップのスイッチを切る、ブレーカーを落とすなどしている。 (モニターの電源ランプ (LED) が無灯の状態になっている)
    • (2)モニターの電源が入っている間に、コンピュータの節電機能が働かないように設定してある。
  • コンピュータとモニターを稼動させている時に、モニター画面上に常に何らかの表示を行なっている場合。

    (コンピュータのパワーセーブ時にスクリーンセーバーを用いて表示している場合も含みます。)

不具合に至る使用条件

コンピュータの電源を切っている、あるいはコンピュータがパワーセーブモードに入っている時に、モニターの入力信号切替え機能が「オート (Auto) 」設定状態で、かつ、モニターの電源を入れたままにしている状態を長期間継続させた場合。

  • 上記対象モニターは、コンピュータからの信号がない場合、つまりコンピュータの電源を切っているか、又はコンピュータがパワーセーブの状態にて、D-Sub 15pin及びDVI-Dのそれぞれの入力信号を定期的に検出する仕様となっており、都度、モニター内のメモリーに書き込みを行なっています。
  • この都度の書き込む状態が長期間継続いたしますと、メモリー書き込み耐用回数を越え、これ以上の読み取りができない、又は誤ったデータの書き込みを行なってしまいます。
  • この過書き込みの状態で、モニターの電源を一旦切り、再度電源を入れると、モニターはメモリーの情報を読み出そうとしますが、読み取ることができず (又は誤ったデータの読み込みを行う)、モニターに下記の不具合症状が発生いたします。

不具合による現象

  • ScreenManagerメニューが、取扱説明書で解説されているものと異なった表示になる。
  • ScreenManagerで設定/調整した結果が記憶されない。
  • モニター前面のコントロールボタンが機能しない。
  • 電源ボタンを押しても画面が表示されない。
  • スピーカーの音量調整ができない。など
  • ScreenManager:モニターの各種設定を行うために、画面上に表示する設定メニューです。

人体への危害や安全に関わる不具合に至ることはございません。