6.Independent Image Setting (IIS)

画面内の任意の表示領域を、好みのCAL Switchモードに変更することができます。選択した領域以外の部分は暗めに表示されます。画像を高輝度で表示しながら文書を作成したり、読んだりする場合に適しています。

 

モニターの機種によっては、本機能を使用できません。機能別対応機種一覧表を参照してください。
本機能を起動している間、Auto CAL Switch機能は動作しません。
ご利用の環境でRadiSCを同時に使用している場合、RadiCSが起動している間、本機能は一時的に無効となります。
本機能が起動している間にRadiCSが起動された場合、選択した領域は一時的に解除されます。
RadiCSが起動している間に本機能を起動した場合、RadiCS終了後に領域の選択を開始することができます。

 

6-1. 起動方法

1.
タスクバー上のScreenManager Pro for Medicalアイコンを右クリックし、リストから[Independent Image Setting の起動(I)]を選択します。

画面右下にIndependent Image Setting コントロールパネルが表示され、画面全体の輝度が暗めに設定されます。

6-2. Independent Image Setting (IIS) コントロールパネル

 

[選択開始(A)]

領域を示す枠線が表示され、領域を選択できる状態になります。

[確定(S)]

選択した領域を確定し、その領域を明るく表示します。

[選択解除(R)]

選択した領域を解除し、Independent Image Setting起動時の状態に戻します。


[CAL Switchモード]

[モード1(M)/モード2(O)/モード3(D)]

選択した領域内のCAL Switchモードを変更します。


[コンピュータ起動時にIISを有効にする(I)]

次回コンピュータを起動したときに、Independent Image Setting機能を自動で起動させたい場合にチェックします。起動時には、前回終了時の状態が再現されます。

 

6-3. 領域の選択

1.
[選択開始(A)]をクリックします

画面中央に図のようなガイド枠が表示されます。

2.
明るく表示したい領域を、Ctrlキーを押しながらクリックします。

選択した領域が、ガイド枠で囲まれます。

選択をやり直す場合は、Ctrlキーから手をはなしたあと、もう一度2.をおこなってください。
複数の領域を選択することができます。

 

3.
[確定(S)]をクリックして、領域を決定します。

ガイド枠が消え、選択領域が明るく表示されます。領域内は、Independent Image Setting起動前のCAL Switchモードで表示されます。

 

4.
領域を変更したい場合は、もう一度1.〜3.をおこなってください。

 

5.
複数の領域を選択したい場合は、Ctrlキーを押したまま、選択したい別の領域を続けてクリックしてください。

複数の領域を選択した場合は、すべての領域を含む四角形の範囲が選択領域となります。

 

複数領域の選択例

領域@と領域AをCtrlキーを押したまま続けてクリックすると、領域@と領域Aを含むBの範囲が選択領域となります。

 

6-4. CAL Switchモードの選択

1.

[モード1(M)]、[モード2(O)]、[モード3(D)]のボタンをクリックします。

表示領域内のCAL Switch モードが変更されます。

それぞれのボタンに割り当てられているモニターのCAL Switchモードはモニターの機種によって異なります。各ボタンのCAL Switchモードを確認するには、CAL Switchモード対応表を参照してください。

 

6-5. 領域の解除

1.
[選択解除(R)]をクリックします。

画面全体が暗く表示されます。

 

6-6. 終了方法

1.

Independent Image Setting コントロールパネル右上の[×]ボタンをクリックします。

終了時に領域内を表示していたCAL Switchモードが、画面全体に表示されます。