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macOS Sierra 10.12.4環境にてキャリブレーションを行うと画面の色表示が異常になる問題について

1. 概要

2017年3月28日に公開されたmacOS Sierra 10.12.4と下記の対象ColorEdgeの組み合わせにおいて、ColorNavigator 6でグレイバランス調整を行う際に、画面の色表示が異常になるという問題が発生します。
 

<対象モニター>
CG303W, CG301W, CG223W, CG222W, CG221, CG220, CG211, CG210

 

グレイバランス調整中

キャリブレーション結果表示

 

2. 原因

macOS Sierra 10.12.4では「Night Shift」機能の利用が可能になりました(2012年以降のMacのみ対応)。当機能はモニターの色温度を自動で変更するため、モニターの調整に影響を及ぼす可能性があります。
対象モニターではモニターのキャリブレーション時にソフトウェアを介してカラーパッチを表示するため、Night Shiftにより画面の色温度が変化した状態でキャリブレーションを行うと、グレイバランス調整が正しく行えません。
 

3. 暫定対策

下記の2点の設定変更にて問題を回避できます。
 

①Night Shiftを「切」に設定

  • 対象:2012年以降のMac(Night Shiftタブが表示されます)

(1) 「システム環境設定」>「ディスプレイ」>「Night Shift」タブ内にある、スケジュールのプルダウンメニューより「切」を選択してください。(初期設定:切)
(2) 「明日まで入にする」のチェックを外してください。


 

  • 対象:2011年以前のMac(Night Shiftタブが表示されません)

古いMacはNight Shiftに対応していないため、設定変更の必要はありません。

 

②ColorNavigatorの設定を変更

  • 対象:全てのMac

Night Shiftの機能をOffに設定しても、OSの問題でモニターの色が変更されてしまい、当問題が発生します
現時点ではOS側の設定で回避することができませんので、ColorNavigatorからのガンマ調整の優先度を「コントラスト」に変更してください。ColorNavigator 6のプリセット目標値は「グレイバランス」もしくは「標準」に設定されているため、新規目標を作成する必要があります。
※今後、OSのアップデートによって問題が改善する可能性があります。