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ヘルスケア

たけうちクリニック 様

 

 たけうちクリニックは、埼玉県鴻巣市で地域に根付き親しまれるプライマリーケア医を目指して2009年11月に開業しました。竹内院長は、大学病院やがん 専門病院で培った豊富な経験をもとに市の乳がん検診も行っています。今回8メガピクセル・カラーモニターであるRadiForce RX850を導入した理由と効果について伺いました。 竹内 幾也 院長
 竹内 幾也 院長

 

導入理由

 当院では、乳腺科、内科、外科、消化器科の診察を行っているため、マンモグラフィをはじめ、超音波、内視鏡検査など複数のモダリティ画像を同時に表示して診断しています。PACSの更新に伴い、5メガピクセル・モノクロモニターの導入を検討していましたが、モノクロモニターだと表示する画像がモノクロ限定されるため、マンモグラフィも含めた様々なモノクロやカラー画像を確認できるモニターを探していたところ、EIZOに8メガピクセル・カラーモニターRadiForce RX850(以下 RX850)を紹介してもらいました。早速当製品のデモをしてもらったところ、その画質の良さや画面が大きくて見やすいのが気に入り、導入を決めました。

RadiForce RX850

RadiForce RX850

  • サイズ: 31.1型
  • 解像度: 8メガピクセル(4,096×2,160)
  • 特長: 超高解像度により複数種類の医用画像を同時表示可能

 

導入効果

診断速度が3倍になった

 当医院では、市の乳がん検診を行っており、当院だけでも年間4,000枚以上のマンモグラフィ画像の読影を行っています。RX850導入前までは、5メガピクセル・モノクロモニター1台に1枚の画像を表示して診断を行っていましたが、RX850ではCC 2方向、MLO 2方向の4枚の画像を同時表示させて診断を行えるため、これまでの2倍から3倍早く診断を行えるようになりました。

複数人でも画面が見やすい
 

複数人でも画面が見やすい

 市内の乳がん検診を行っている先生方が、月2回当院に集まって症例検討会を行っていますが、これまでのモニター1台に画像を表示させての検討会では、画面が見づらく細かい部分まで全員で確認するには不便でした。RX850は画面が大きく表示面積も広いため、数人の先生で症例検討するにはとても見やすく、他の先生からも好評です。
 

カラー画像も含めたマルチ表示

 当医院では、マンモグラフィだけではなく超音波検査や内視鏡による検査も行っています。5メガピクセル・モノクロモニターだとモノクロ画像だけに用途が限られてしまうので、カラーモニターを別に用意する必要があります。RX850であれば、1台のモニターでモノクロ・カラー両方の画像を表示させることができますので、カラー画像表示用のモニターを購入するコストや設置に必要となるスペースを削減できます。
 

 また、Hybrid Gamma機能により、同一画面内のモノクロ・カラー画像は自動で判別され、それぞれの画像に適した階調と輝度に自動調整されます。内視鏡の赤みが自然に近い感じで明るく表現されていて見やすいです。

今後

 RX850は高価な買い物ではありましたが、その画質や表示領域の大きさにとても満足しています。乳がん検診の読影時間の短縮もでき、業務自体の効率化にも貢献しています。当クリニックも含めて乳腺科以外の診療も行っているクリニックでは様々な画像を表示させて診断を行っていますので、モノクロモニターだと表示できないカラー画像も表示できることは、非常に重要な選定要素となります。今後もRX850を活用することで、地域の医療に貢献していきたいと思います。

 

 

たけうちクリニック

たけうちクリニック
〒365-0038 埼玉県鴻巣市本町2-1-7 1F
http://www.takeuchi-cl.jp/pc/

導入製品

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


導入事例
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