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ヘルスケア

宮崎大学医学部附属病院 様

宮崎大学医学部附属病院 様 Interview どんな映像でもマネージメントできる点がCuratORの魅力

 

宮崎大学医学部附属病院 様

 

IVR操作室の作業効率アップと省スペース化を実現
 

 放射線診断技術を治療に応用したIVR(Interventional Radiology)は、現代医療における重要なキーワードである低侵襲性治療のひとつです。

 EIZOでは、様々な医用画像を大型モニターに集約させて自由に分割表示を行うIVR検査室向けのソリューションに加えて、同じコンセプトでIVR操作室において画像やアプリケーションを一元管理するソリューションを提供しています。

 宮崎大学医学部附属病院に導入されたEIZOのIVR操作室向けソリューションについて、放射線部の紫垣技師長、諏訪副技師長にその効果などをお聞きしました。

導入背景

IVR操作室の医用画像管理にどのような課題がありましたか?

 IVR操作室では、検査室に表示する画像と同じ数のモニターを並べている状況で、限りあるスペースがモニターと周辺機器に圧迫されてスタッフのストレスが大きい上、各アプリケーションを操作するために毎回席を移動する必要があるなど、作業の非効率性が課題でした。

 

選定理由

EIZOのIVR操作室向けソリューションを選んだ理由を教えてください。

 操作室スペースをすっきりさせたいということはもちろん、画像情報を1画面の高精細モニターに統合表示できる点、各アプリケーションをひとつのキーボード・マウスで一元管理できる点に惹かれ、IVR-CT室、心カテ室の各操作室にLMM0801とRadiForce RX440を導入しました。

 

運用方法

具体的な活用の仕方を教えてください。

 ロードマップ、3Dワークステーション、CT、エコー、HIS、PACS、RIS、カメラ画像など、約10点の画像をLMM0801に集約し、RX440に分割表示して作業を行っています。

 ワークフローに応じた画像レイアウトを選択して、それぞれの枠の中に任意の画像ソースを表示させています。関心画像は大きな枠に表示しているので、元の画像をそのままの大きさで鮮明に表示可能です。

宮崎大学医学部附属病院 様
ワークフローに応じたレイアウトの選択が可能

導入効果

導入後の環境の変化を教えてください。

 モニターだけでなく、煩雑になりがちだったキーボード・マウスも1つにまとまり、目に見えて省スペース化が実現できました。これまでは、検査室に新しくモダリティ装置を入れると、操作室にもモニターを追加しなければならないため置き場所に頭を悩ませていましたが、今後は新しい装置の映像信号を LMM0801に追加入力するだけで解決できるので非常にスマートです。

 RX440は、スタンドを柔軟に動かせて見やすい向きに画面を調整できるので使い勝手がいいです。

宮崎大学医学部附属病院 様

操作したい画像は大きな枠に表示



課題となっていた作業効率はいかがですか?

宮崎大学医学部附属病院 様

 格段に上がりました。LMM0801のKVM (Keyboard, Video, and Mouse)機能を用いれば、使用したいアプリケーションを選択して個別に操作できるので、以前のようにわざわざ席を移動することもありません。放射線技師は過去画像の観察も全てRX440で行っています。

 手技を行う医師も、RX440を見ながら動画やエコーのレポートを作成するようになりました。画像を並べて表示できるので作業しやすいようです。患者さんのご家族に対する説明にも活用しています。

 

 

宮崎大学医学部附属病院
〒889-1692 宮崎県宮崎市清武町木原5200
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/hospital/

導入製品

本事例の内容は取材当時のものであり、閲覧時点で変更されている可能性があります。ご了承ください。


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