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文教

金沢星稜大学・金沢星稜大学女子短期大学部 様

導入製品

情報演習室向けに21.5型フルHDモニターを一括導入

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稲置学園 金沢星稜大学・金沢星稜大学女子短期大学部では、2012年、図書館機能や情報メディア機能を集約した施設であるメディアライブラリーを建設し、合わせて情報機器の一斉更新を行った。機器の更新に当たり、同校が複数の候補から選定し、採用した液晶モニターは、EIZOの21.5型フルHD対応機種であるFlexScan EV2116Wだった。

 

情報実習室向けに大量導入

同校では、情報実習室で用いる機器について、およそ5年周期で見直しを図っているという。このたびの機器の更新は旧システムの導入からおよそ6年半が経過しており、大規模な更新であった。モニターの更新はメディアライブラリー内の4教室、本館大学院演習室の2教室で行われた。導入されたFlexScan EV2116Wは、283台の大量台数に上った。

 

スペックに加え、省エネ性や信頼性の高さを評価

photo_seiryo_01.jpg「当校が液晶モニターの選定においてFlexScan EV2116Wをもっとも評価したポイントは、サイズと解像度のバランスでした。」同学園の情報基盤センターでは、実習室の限られたスペースに必要数のモニターを設置するため、コンパクトに設置できる機器を望んでいたという。一方で、液晶モニターのワイドフォーマット化やフルHD解像度のコンテンツの普及が進む中、「今後も継続して快適な教育環境を維持するためには、高解像度なワイドモニターの導入が必要」と考えていた。

そこで、候補に上がったのがコンパクトな21.5型の画面にフルHDの高解像度を表示できるFlexScan EV2116だった。「省エネ性能や長期保証の信頼性も高く評価したポイントです。特に5年間保証については、およそ5年周期の機器の見直しタイミングとも合致しており、安心して導入・機器運用するための大きな判断材料になりました。」こうして、FlexScan EV2116Wの導入が決定し、2012年9月より全283台の運用が開始された。

 

授業や節電に目に見える効果

photo_B_small.jpg全6室ある情報実習室のうち2室は、生徒1人に1台の専用モニターに加え、教員が操作するPCの映像をミラーリング表示する中間モニターが設置されている。液晶駆動にTN(Twisted Nematic)方式を用いたワイドモニターは、中間モニターとして用いた場合に視野角による画面の見えにくさが問題になることがあるが、FlexScan EV2116Wは、画面サイズがコンパクトで見る位置による角度もつきにくく、また左右170°の視野角特性の良い液晶パネルを採用しており、この弊害を和らげている。

「情報実習室では、教員が生徒の背面に立って指導を行うことも多く、学生同士のコミュニケーションも頻繁に行われています。FlexScan EV2116Wは、視野角によって視認性を阻害されることも少なく、快適に使用できています。」また、大量導入となるため、省エネ性能も機材選定で重視されたが、実際に導入した後で気づいた思わぬ効果もあったという。同モニターは、光源にエネルギー効率に優れるLEDバックライトを採用しており、消費電力が少ないことに加え、発熱量が少ない。かつては夏季の空調管理が大変だったが、機器の入れ替えを行ってからは、「室温も安定し、教員や学生からの苦情も無くなった」という。

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田辺 栄 氏
情報メディアセンター部
部長

井上 清一 氏
情報メディアセンター部
情報基盤センター 課長

二口 聡 氏
情報メディアセンター部
情報基盤センター 係長

 

 

 

稲置学園 金沢星稜大学・金沢星稜大学女子短期大学部

1968年創立の経済学部、2007年設置の人間科学部、2012年に大学キャンパスに移転した金沢星稜大学女子短期大学部を擁する。
同学園は2012年に創立80周年を迎え、記念事業として、新館「キャリアデザイン館」と「メディアライブラリー」を建設した。メディアライブラリーは、図書館機能(1,2F)と情報メディア機能(3F)を集約した知的活動の拠点となっている。3Fの情報フロアには情報演習室6室(314席)やメディア編集専用の教室・デジタルラボを備えている。

 

 

導入製品

FlexScan EV2116W

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