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株式会社パーチ 長尾 健作 氏

色々な業務に、制作の効率アップに、ColorEdgeとFlexScanを使い分ける


 カラーマネージメントは、「まるで空気のように」あることが普通で、ないと苦しくて生きていけない。そんな制作業務に必須な仕組みだと思います。

 多くの工程を経て広告や映像作品はできあがりますが、きちんとカラーマネージメントができていないと、すべての工程を通して正しい色で制作管理をすることができず、事故が起こったり、制作効率が下がってしまいます。私たちの会社では、カラーマネージメントの導入で、制作全体の効率が20%程度アップしています。

株式会社パーチ 長尾 健作 氏

 

ColorEdgeとFlexScanを業務によって使い分けていると聞きましたが、ご使用の機種やその用途、導入してよかった点を教えていただけますか?

 それ以前からもEIZOモニターを愛用していますが、2015年10月に、ColorEdge CG248-4KFlexScan EV2730Qに機種を入替えました。

 ColorEdge CG248-4Kは、3DCG制作や動画編集に利用しています。3ds Max 2017からHiDPIに対応したので、本格的に利用できるようになりました。動画編集では、4K映像の確認に利用しています。密度が高いので、これまでのモニターよりクッキリと見えて、繊細な業務でも作業が楽になりました。普段の制作環境としては、制作画面をColorEdge、サブモニターにFlexScan EV2730Qを使っています。

株式会社パーチ 長尾 健作 氏

長尾氏のデスク環境:
右から26.5型縦横ワイドモニターのFlexScan EV2730Q、23.8型4KカラーマネージメントモニターのColorEdge CG248-4K。左端は以前から使用しているCG275W(生産終了品)
 

 制作業務での素材データは大量ですし、企画や調査などを行う時は大量の画像を閲覧することになります。FlexScan EV2730Qは、スクエア型で、縦1920×横1920 pixelなので、大量のファイルや画像を一気に閲覧できて、最高にパワフルなツールだと思います。大きな表示領域を持つ、EV2730Qをサブモニターにすることで、ファイルに高速にアクセスできるようになりました。また、アプリケーションのパレットを大量に表示できます。

 

制作用のモニターとしてColorEdgeを使い続ける理由を教えてください。

 私の仕事は、印刷用・Web用・特殊な液晶デバイスなど、最終出力の表示デバイスが多岐にわたります。そのため、Adobe RGB・sRGB・ Rec.709など複数の色空間をプロジェクトごとに切替えて使用しています。ColorEdgeには、モニター前面のモード切替えボタンがあるので、すぐに切替えて、表示デバイスごとの色の違いを確認できて助かっています。また、ColorNavigator 6では、より詳細な設定ができるので、プリセットで対応できない場合に利用しています。

 制作業務以外にも、カラーマネージメントシステムの導入などを行っています。そのため、業界標準のソフトや依頼先の特殊な環境をテストしたり、再現したりする必要があります。ColorEdgeは、信頼性の高い色再現ができるので安心してテストでき、ColorNavigator 6の「高度な機能」を使って、最適なワークフローを作れます。

 

長尾 健作(ながお けんさく)氏 略歴

株式会社パーチ 代表
大手写真制作会社にて、カラーマネジメントシステム導入に携わる。
制作者として、グラフィックデザイナー、3DCGフォトグラファー。
エバンジェリストとして、カラーマネジメントの普及活動、市場開発などのコンサルタント。

制作者にもビジネス理論が求められ、「ビジネスとアート」、相容れない両極を理解した人材が必要とされている。
そんな人材として、ビジュアルに関わるビジネスに広く関わっている。
http://www.perch-up.jp/

 

導入製品

関連情報

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