2017年11月22日
EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、発売中の医用モニター「RadiForce RX660」、「RadiForce RX350」、「RadiForce RX250」の3モデルに、「Hybrid Gamma PXL(ハイブリッド・ガンマ・ピクセル)機能」を搭載し、2018年1月より出荷開始します。
1.概要
医療の現場では、医用画像撮影装置の新規導入や性能向上により、モノクロのレントゲンやMRI、CT画像の他、カラーの内視鏡や超音波、核医学※画像など、医師が読影する画像の種類やデータ量が増加しており、読影作業の効率化が求められています。
2.詳細Hybrid Gamma PXL機能について
「Hybrid Gamma PXL(ハイブリッド・ガンマ・ピクセル)機能」を使用すると、モニターが同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示します。
視覚評価について当社は国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院と共同で、「Hybrid Gamma PXL機能」を搭載した「RadiForce RX560」を使用して視覚評価を実施しました。機能のオン/オフ時を比較した結果、読影精度に影響を与えない、つまり差異はなく安全に使用できることが明らかになりました。また内視鏡や核医学などカラー画像の表示時には機能をオンにしたほうがオフ時よりも37%優位である、つまり読影しやすいという実証を得ました。
機能追加搭載の方法
医用モニター「RadiForce RX660」、「RadiForce RX350」、「RadiForce RX250」を購入済みで「Hybrid Gamma PXL機能」の使用を希望されるユーザーには、機能を追加搭載できるアプリケーションを、2018年1月から無償で提供します。当社Webサイトの上記3モデルの各製品ページ上のフォームで申し込みを受付けます。 |
RadiForce RX660の製品情報
RadiForce RX250の製品情報
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