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ビジネスこそナナオのワイドだ!

モニターを変えて作業効率アップ(前編)

現場に支持されるモニターとは(後編)

モニターを変えて作業効率アップ(前編)

  • 下記の記事は、2007年6月に「Impress Watch」に掲載されたものです。

これでいいのか?オフィスのモニター

ビジネスではモニターにこだわらなくてよい?

PC用モニターにこだわっているビジネスユーザーは、果たしてどれほどいるのだろうか。

 

もちろん、表示性能が重視されるグラフィックデザイナーの現場では、高解像度あるいは大画面のモニターが重宝されたり、モバイル利用を余儀なくされるビジネスユーザーは反射率の低い液晶パネルを搭載したPCを選ぶこともあるだろう。

 

しかし、一般的なビジネスユーザーが、業務で利用するPC用のモニターにこだわる例は少ないといっていい。多くのユーザーが、PCに付属しているモニターを、そのまま使用しているに過ぎないだろう。

 

だが、もし、モニターによって、PCワークの作業効率を高めることができるといったらどうだろうか。高い生産性を追求するビジネスユーザーであれば、もっとモニターにこだわるはずである。

4:3は本当に使いやすいのか

そして、もうひとつの疑問がある。なぜ、ビジネスシーンでは、いまだに4:3の標準モニターが活用されているのかということだ。家庭向けPCでは、16:9のワイドモニターが、すでに出荷数量の過半数を占めているにも関わらずに、である。

 

この背景には、ビジネスシーンでは、4:3のモニターに対する慣れがあること、机を占領するスペースが少なくて済むと感じていること。また、4:3のモニターの方がそもそも使いやすいのではないか、という誤解も根強く残っていること。さらに、ワイドモニターは、標準型モニターに比べて価格が、かなり高価であるとの認識があるからかもしれない。

 

だが、仮に、ワイドモニターがビジネスシーンでも威力を発揮するとなれば、どうであろうか。また、4:3のモニターと大きな価格差がなく、ビジネスの効率化を踏まえれば逆に投資効果が高いとなれば、どうであろうか。

 

今回は、そんなビジネスシーンにおける、ワイド液晶モニターの魅力について検証してみよう。

ワイドモニターで作業効率が大幅アップ

情報量の差が作業効率の差に

WUXGA表示の24型ワイド液晶モニターは、1920×1200の高解像度を実現。17型のSXGAの液晶モニターに比べて、1.75倍もの情報を表示することができる。また、WSXGA+表示の20型ワイド液晶モニターでは、1680×1050の解像度を実現することで、同様に1.35倍の情報表示が可能だ。

 

この情報表示量の差は、実は、作業効率に大きく影響する。

 

例えば、24型ワイド液晶モニターが表示できる情報量は、A4見開き2ページ分を実寸表示できるというサイズだ。A4書類が活用されているオフィスにおいては、ページをまたいだ書類内容を、スクロールすることなく、しかも細かい文字も実寸大で閲覧ができるのだ。

 

オフィスのPCでは、メールソフトが常に起動していることだろう。しかし、受信したメールの一覧や書きかけのメール本文をそれなりの大きさで表示するには、メールソフトのウィンドウをかなり大きめに開いておく必要がある。ひんぱんにメールを受信しながら、WordやExcel、PowerPointで書類を作成する際は、メールソフトのウィンドウがこれらと重なって効率が悪い。さらにWebブラウザーも開いていることが多いので、デスクトップ上のウィンドウはことごとく重なってしまう。ところがワイドモニターならメールソフトのウィンドウを他と重ならないように開いておけるので、受信メールに迅速に対応できる。

24型ワイド液晶モニターでは1920×1200の高解像度で多くの情報が表示できる
24型ワイド液晶モニターでは1920×1200の高解像度で多くの情報が表示できる
ウィンドウが重ならないように開いておけるので、資料作成の効率も格段に向上するだろう
ウィンドウが重ならないように開いておけるので、資料作成の効率も格段に向上するだろう

また、PowerPointでのプレゼン資料作成の効率も格段に向上するだろう。PowerPointは、レイアウトを見ながら他の文書などから素材を貼り付ける作業が多いため、ウィンドウが重ならないようにPowerPointとExcelなどを開いておけると、作業が格段にしやすいのだ。もちろん、WindowsVistaで提供されるガジェットの表示も、通常の作業スペースを確保しながら、常時表示スペースを確保できるようになるわけだ。

 

実際のところ、ワイド液晶モニター(24型、20型)と4:3の標準モニター(19型)で、表示スペースにどれくらい差が出るのかExcelのシートで試したところ、以下のような結果となった。(当社調べ)

 
24型ワイド液晶モニター (1920×1200) 26
(A~Z)
57
20型ワイド液晶モニター (1680×1050) 23
(A~W)
48
19型液晶モニター (1280×1024) 17
(A~Q)
47

表の通り、24型ワイド液晶モニターでは19型4:3液晶モニターの約1.5倍の列数が表示でき、この差は作業効率に大きく影響してくることだろう。

長時間作業で大きなメリット

画面が広いということは、作成・閲覧している文書の一覧性が高まり、スクロール回数を大幅に減らせることになる。画面が狭いと、文書を部分的にしか表示できないため、当然ながら表示ウィンドウのスクロール回数が増える。またWebページは縦長の構造のものが多いので、閲覧しながらスクロール操作が必要になる。短時間で考えればたいしたことがないように思えるスクロール作業も、オフィスで長時間作業するとなると、その回数が減れば効率がいいし疲れも減らせるのだ。

 

試しに600行のExcelシートでスクロール回数を計測してみた。(当社調べ)

 
24型ワイド液晶モニター (1920×1200) 27 26
20型ワイド液晶モニター (1680×1050) 30 28
19型液晶モニター (1280×1024) 32 縦不可

1回の計測には1分しかかからず、微々たる差に見えるかもしれないが、これが一日8時間続くとしたら、ワイドモニターの縦型表示のメリットがわかるというものだ。

情報量の差が作業効率の差に

このように、さまざまなビジネスユースでの効率アップが期待できるワイドモニターだが、この度ナナオから、さらにビジネスシーンに最適な機能を備えたワイドモニター、「FlexScan S2431W」「FlexScan S2031W」が発売された。

 

FlexScan S2431W及びFlexScan S2031Wの欠かせない特徴のひとつに、モニター本体を90度回転させ、縦型表示が可能になるという機能がある。Webの閲覧時には、より多くの情報を表示できることから、Webでの情報収集時に威力を発揮するばかりでなく、Webにアウトプットする文書のレイアウト作業などにも最適だ。

 

縦型表示がどのくらいメリットがあるかというと、 S2031WではA4サイズの、S2431WではA3サイズの丸ごと縦表示が可能で、さらに余白スペースを持つことができる。

24型ワイド液晶モニターでは1920×1200の高解像度で多くの情報が表示できる

24型ワイド液晶モニターでは1920×1200の高解像度で多くの情報が表示できる

 

ウィンドウが重ならないように開いておけるので、資料作成の効率も格段に向上するだろう

ウィンドウが重ならないように開いておけるので、資料作成の効率も格段に向上するだろう

S2431Wでは、A3サイズのパンフレット/チラシ制作などの際にも、縮小表示せずにそのまま活用できる。この点でも、ビジネスシーンでの効率化を支援するモニターだといえよう。

情報システム部門でもワイドモニターを

ワイドモニターのメリットが享受されるのは、エンドユーザーだけではない。情報システム部門においても、効果が期待される。

 

例えば、ネットワーク管理者はどうだろうか。ネットワーク管理者には、部門や拠点をまたいだ全社規模のネットワーク監視が求められている。林立するサーバーやストレージの稼動状況の監視についても同様だ。これらを監視するモニターウィンドウを大きく表示し、同時に複数のターミナルソフトから状況を確認するといった使い方がワイドモニターなら可能になる。

 

複数の管理画面を一覧できることで作業の手間を最小限にでき、さらには作業ストレスの削減や、作業ミスを防ぐといった効果ももたらすことができる。また、プログラミングやHTMLコーディングにもメリットが期待できる。

 

長いソースコードの修正作業の場合、表示スペースを広げておけば、その作業効率は格段に上がるからだ。さらに、関連するコードとの間を頻繁にスクロールするといった使い方が行われるが、狭い画面では、そのスクロールに要する時間や操作が煩雑になり、作業効率は決していいとはいえない。これもワイドモニターによって解決される要件のひとつだ。

 

2つのウィンドウにコードを並べて、それぞれを確認しながら使うといった手法も、作業の効率化とともに、プログラムバグの抑制やHTMLの記述ミス防止にもつながるといえよう。

表示スペースを有効に使い、2つのウィンドウを並べてそれぞれを確認しながら使うことで作業の効率化につながる

表示スペースを有効に使い、2つのウィンドウを並べてそれぞれを確認しながら使うことで作業の効率化につながる

表示スペースが広いため、文書の閲覧などにも効果が期待できる

表示スペースが広いため、文書の閲覧などにも効果が期待できる

仕事に最適なモニターを選ぶべき

ナナオならではの技術で疲労減

こうしたワイドモニターとしての基本性能による効率化に加えて、ナナオならではの技術による効率化も見逃すことができない。

 

周囲の明るさによって画面の明るさを自動調整する「BrightRegulator機能」や、表示内容にあわせて最適な表示モードを選択できる「FineContrast機能」を搭載。モニターの周囲の環境光や、表示内容にあわせて輝度を調整するため、長時間利用でも作業者の目が疲れにくく、快適に作業できるというメリットがある。

 

とくに、S2431Wでは、同社の特許技術である「調光機能」を搭載したことで、輝度を最低輝度にまで落としても安定した正確な画像表示を可能にしているという。

 

ナナオの調査によると、PC作業で目が疲れる人は、1日6時間以上作業している人で、75.8%にもなる。外出しないでまる1日PCによるデスクワークをすれば、6時間以上になるだろう。ということは、これだけの人が目の疲れをかかえながら毎日働いているわけだ。

 

目の疲れを予防するには、まずモニターは、見下ろせる角度に調節する必要がある。とはいっても自分の机の高さや奥行き、椅子をすべて取り替えるのは現実的ではない。そこでモニターの角度や高さを自由自在に変えられるモニターが最適ということになる。S2431WやS2031Wでは、高さ調節に加えて、チルトやスウィーベルが無段階で可能なので、自分の作業環境に最適な高さ・角度に調節できるのだ。一見地味な機構に思えるが、ビジネス用途ではきわめて重要なポイントである。

高さ調節に加えて、チルトやスウィーベルが無段階で可能なので、自分の作業環境に最適な高さ・角度に調節できる
高さ調節に加えて、チルトやスウィーベルが無段階で可能なので、自分の作業環境に最適な高さ・角度に調節できる

また窓があるオフィスの明るさは、一定ではない。朝昼晩で日光の向きや明るさが違うので、反射具合も変わってくる。日中の明るさでもはっきり見えるようにモニターの輝度を明るめに設定したままだと夜の残業時にはモニターが明るすぎて、ただでさえ疲れている目に追い打ちをかけるようになってしまう。だがナナオのモニターに搭載している「BrightRegulator機能」や「FineContrast機能」が目の疲れを軽減してくれるわけだ。高輝度ばかりうたっているモニターが多いが、常時高輝度である必要はないし、むしろビジネス用途では、作業内容によって輝度を下げられるモニターがふさわしいのだ。

 

表の通り、24型ワイド液晶モニターでは19型4:3液晶モニターの約1.5倍の列数が表示でき、この差は作業効率に大きく影響してくることだろう。

動画への対応力も高い

さらに、液晶テレビに採用しているオーバードライブ回路を搭載。中間階調の応答速度を高速化することで、動画の残像感を大幅に低減。クリアな動画表示を実現している点も大きな特徴だ。S2431Wでは6ms、S2031Wでは8msを実現している。最近では、動画を活用したレポートやプレゼンテーション資料が社内で利用される例もあり、動画への対応力の高さは、ビジネスシーンでも威力を発揮することになる。

イヤホンジャックも利用できるので、WEB公開セミナー等でも便利だ
イヤホンジャックも利用できるので、WEB公開セミナー等でも便利だ

ナナオが、ビジネスシーンを想定し、同社が持つ技術を注ぎ込んだのが、今回の24.1型ワイドモニター「FlexScan S2431W」と、20.1型ワイドモニター「FlexScan S2031W」である。ビジネスシーンに最適化する形でチューンアップされたモデルといえる。オフィスのモニターは、本当になんでもいいのだろうか。作業効率、利用環境、コストといった観点から、一度、ビジネスシーンのモニターとはどうあるべきかを、検証してみてはどうだろうか。

  • Microsoft® Windows® Vista、Microsoft® PowerPoint、Microsoft® Excel、Microsoft® Wordは、米国MicrosoftCorporationの米国及びその他の国における登録商標又は商標です。

 

■Impress Watch

提供:株式会社ナナオ
企画・制作:株式会社Impress Watch
掲載:Impress Watch 2007年6月

現場に支持されるモニターとは(後編)

  • 下記の記事は、2007年7月に「Impress Watch」に掲載されたものです。

「映って当然」の重要性

モニターはすべてのインターフェース。担う役割は絶大なものだ

PC用モニターの良し悪しが、個人の作業効率に大きな影響をおよぼすことは前回お伝えしたが、それでは、部門や会社全体で見た場合、どのような影響をおよぼすのだろうか。

 

写真やデザインなどを扱うクリエイティブ部門では、モニターの重要性は一目瞭然だ。色の再現性やコントラストなど、カタログで一般的にうたわれているスペックが、作業効率や作品の出来に直結しているから、クリエイターたちの関心も十分に高い。またPC機器導入の担当者も、現場の具体的な要望が直接フィードバックされることが多いため、適切な判断を下しやすい。

 

だが、モニターの品質に着目すべきは、なにも制作部門だけではない。

もしモニターが映らなくなったら、あなたのビジネスにどれほどの影響が出るだろうか。考えてみれば、「映って当然」のモニターの重要性が感じられるはずだ
もしモニターが映らなくなったら、あなたのビジネスにどれほどの影響が出るだろうか。考えてみれば、「映って当然」のモニターの重要性が感じられるはずだ

たとえば金融機関では、モニターの良し悪しが甚大な影響を及ぼす。ディーリングルームでは、ディーラーが複数のモニターを使って市況をウォッチしているが、それが一台でも映らなくなったとしたら、取引上の損害は計り知れない。1秒を争う取引では、当然ながら故障したモニターを取り替える間も売買は継続しているのである。いくら高価なシステムに投資しても、モニターの不具合だけで大きな損失につながってしまう可能性もあるのだ。

 

人命にかかわる医療現場でも、モニターはきわめて重要である。わずかな皮膚の赤みでも識別できるような表示性能はもちろん、確実に映り続けることが求められる。治療中に映りが悪くなったり、映らなくなったりすることを考えただけでも恐ろしい。

 

またモニターは、単体としてだけでなく、トータルなシステムの一部として組み込まれている場合も多い。「開発費が数千万円、数億円にもなる産業機器に組み込まれている場合、モニターの映りが悪くなっただけで、システム全体の調子が悪くなったように見えてしまう」という。そうなるとモニターの不具合がイコールシステム全体の不具合と見られる可能性もあるため、システムインテグレーターも簡単に考えられない状況になっている。

 

リスクの差こそあれ、ノンストップの稼働が前提であることは、オフィスユースでも全く同様である。モニターは、単体ではそれほど高価ではない製品だが、担っている役割は絶大なものだ。医療から一般的なオフィスユースに至るまで、クリティカルな業務の大半がITに依存している今日、そのすべてのインターフェースであるモニターの重要性を、見つめ直すべきではないだろうか。

 

モニターの専業メーカーであるナナオは、前記の金融機関や医療機関のほか、過酷な環境での耐久性が求められる産業機器の組み込み用のモニターとしても、各方面で採用されている。

 

組み込み用のモニターは、すぐに交換できるものではない。そこで採用されている実績が、信頼性の高さを十分に語っている。

トータルコストを考える

導入時の製品価格だけでなく、長期の視点をもつべき

企業でモニターを導入する際は、かなりまとまった台数での一括納入が多い。そこで重視される項目は、一般的には価格だろう。大量納入による大幅値引きが幅をきかせているのが実際だ。しかし導入時にどれくらい値引きして単価を安く抑えたか、ということではない。安く買えても初期不良がたくさん発生したり、早いうちに何台も故障していては、予想外の修理や買い換えのコストや、担当者の業務負担が発生してしまう。

 

また、故障が少ない製品を選べばそれで終わりというわけではない。サポート/保守体制の考慮も必要だ。ナナオでは、導入から5年間、かつ、製品使用時間が3万時間以内であれば、修理に関する費用は無償だ。また、修理品の引き取りから、修理完了品の納品までをトータルでサポートする修理品引き取りサービスを用意している。保証期間内であれば引き取り料金も無償となる。さらに、この修理期間中は保証期間の内外を問わずに代替機を無償ですぐに貸し出す制度も用意している。

 

ここまでサポートされていれば、ユーザーとしてはモニターについてまったく心配いらないだろう。メーカーとしてもこのレベルで製品サポートが可能なのは、それだけ品質に自信があることの証しといえる。

 

このように、モニターは導入時の製品価格だけではなく、付帯するさまざまなコストが発生する。頻繁なモデルチェンジによる選定・評価作業のコスト、修理・メンテナンスのコスト、消費電力などランニングコスト、それに保守サポート契約のコストなどである。 こうしたコストをすべて考慮すると、初期不良率や不具合の発生が非常に少ない、耐久性にも優れたモニターを選ぶほうが、実際にはコスト削減になる可能性が高いというわけだ。

ナナオが発売しているEIZOブランドのモニターは各方面で採用されており、その不良率の低さには定評がある
ナナオが発売しているEIZOブランドのモニターは各方面で採用されており、その不良率の低さには定評がある
モニター導入時は製品コストだけではなく、ランニングコストやサポート・修理など、全体的なコスト・価値で選定をすることが重要だ
モニター導入時は製品コストだけではなく、ランニングコストやサポート・修理など、全体的なコスト・価値で選定をすることが重要だ

無視できない労働環境への影響

目の疲労を考えるなら、まずはモニターから

PCの稼働時間が長くなっているということは、相対的にそれと向き合う人の、目や体への負担も大きくなっている。特に目の疲れや肩こりなど、いわゆるVDT症候群に悩まされている人は多い。ナナオの独自調査によると、3時間のPC作業で目の疲れを感じた人は約半数、6時間では、なんと8割にものぼっている。

 

VDT症候群の対応は、オフィス環境全般に関わる問題だが、長時間直接向き合うPCモニターも、改善の重要なファクターといえる。

 

例えば、モニターの周りの環境の明るさと、モニターの画面の明るさが違うと目の疲れの原因となる。このあたりは、前編でも触れているが、実際にどのようなメカニズムなのか、次の資料を参照しながら説明しよう。

 

一般的に、部屋の中のもの(紙や、デスクなど)は部屋の明るさが変われば、そのもの自体の明るさも変化する。しかし、液晶モニターの画面の明るさ(輝度)は、部屋の明るさが変わっても一定の明るさを保つ。このように見る対象によって明るさが違うと、目の調整が必要となり、結果として目の疲れの原因となるのだ。紙の資料やモニターを見比べる必要があるビジネスマンにとっては、決して他人事ではない。

ナナオでは、導入から5年間かつ製品使用時間が3万時間以内であれば、修理に関する費用は無償。さらに、この修理期間中は保証期間の内外を問わずに代替機を無償ですぐに貸し出す制度も用意している
ナナオでは、導入から5年間かつ製品使用時間が3万時間以内であれば、修理に関する費用は無償。さらに、この修理期間中は保証期間の内外を問わずに代替機を無償ですぐに貸し出す制度も用意している
Q:あなたは仕事中、目の疲れ・乾き・痛み・充血・ぼやけ・視力低下などの症状を感じますか。また、その症状を感じるのは、パソコンに向かって何時間が経過したときですか。A:2h未満11%、2h以上15%、3h以上17%、4h以上12%、5h以上12.5%、6h以上8.3%、7h以上1.3%、8h以上9.3%、感じない13.5%

Q:あなたは仕事中下記の症状を感じますか。また、その症状を感じるのは、パソコンに向かって何時間が経過したときですか。目の疲れ・乾き・痛み・充血・ぼやけ・視力低下など

<調査概要>
タイトル : 「作業効率とモニター環境に関する調査
調査方法 : インターネット調査
本調査期間 : 2006年12月21日~2006年12月22日
サンプル数 : 400人

環境光と紙面の輝度の関係(例)
部屋の中のものは部屋の明るさが変われば、そのもの自体の明るさも変化する

 

この明るさの差を調整するためには、モニターの輝度設定が必要だが、仕事をしながらモニターの輝度を調整するのは、面倒に思う読者も多いのではないだろうか。この輝度の設定を環境に合わせて自動で行ってくれるのが、ナナオのモニターに搭載されているBrightRegulatorである。機能については、前編で触れているので参考にしてほしい。 また、目の疲れにはモニターを見る視線の角度も大いに関係する。目線を上にしてモニターを見上げていると、目が空気に触れる面積が増えるためドライアイになりやすい。そのため、自分の目線に合わせてモニターの高さを下げたり、調整することも必要である。

 

ナナオでは、この目線の移動を考えたエルゴノミクス設計を施したスタンド機構が用意されている。例えばArcSwing2であればモニターを机に近づけ、紙を見るように見下ろすことが可能だ。

 

さらにモニターが反射してモニター周りの物が映りこむと、それだけで見にくく目の疲れにつながってしまうが、ナナオではノングレアの映りこみの少ない液晶パネルを用いていることもうれしい配慮である。

単独の製品だけではわからない、モニターの供給力

優れた品質と信頼性がビジネスを左右する

モニターについて、一般にあまり重視されていないのが、製品の均一性である。大量のモニターを導入しているユーザー企業ほど、そのメリットを指摘する。

 

液晶画面は、個体差が出やすいという特徴がある。量販店店頭に展示されている液晶テレビを見ても、同じメーカーの製品であるにも関わらず、並べてみると、画面の明るさが違うなど、表示品質に差があることを感じた読者も多いだろう。このように、カタログでは、ひとつのスペックで表示されているが、実際には、個体差が発生しているというのが実状なのだ。

国内一貫生産体制だから可能なモニターの供給力
国内一貫生産体制だから可能なモニターの供給力

PC用モニターも同様で、個体差が発生しやすいという特徴がある。最近では、複数のモニターを並べて表示するマルチモニター環境も一般化しているが、モニターを並べたときに、パネルの個体差が発生するのは、利用環境として、決して良いとはいえない。そこでナナオは、液晶パネルのエイジングにより、個体差を少なくして製品化している。

 

さらに大手企業では、長年に渡って、同じ仕様のモニターを使用し続けたいという要求が高い。新製品の導入にあたっては、選定や評価にかなりの労力が必要になるためだ。この要求に対応するために、ナナオでは、ユーザー企業に製品を長期的に安定供給できる体制を整えている。

 

ナナオがこうした品質や製品へのこだわりを実現できるのは、国内における一貫生産体制を構築している点、さらに、厳しい品質基準をクリアした部品調達の実行、そして、徹底した品質検査の体制の確立に支えられたものだ。

 

また、品質検査においては、単にテストプログラムを実行するだけではなく、オフィスで一般的に利用されるビジネスソフトや、医療現場で利用されるX線画像などを表示させるといった利用現場を再現したテストを実施しているという。こうした具体的な利用シーンを想定した検査を行っているからこそ、ナナオのモニターは、現場から高い評価を得ることができるのだ。

開発、生産、品質管理を国内で一貫して行っているからこそ、安定した製品を安定して供給することができる
開発、生産、品質管理を国内で一貫して行っているからこそ、安定した製品を安定して供給することができる

個人のビジネスだけではなく部門や会社全体においても、モニターをどのように選ぶかが非常に重要であることがお分かりいただけただろうか。

 

それは少額の値引きではない。カタログ表現だけでもない。導入時・導入後の運用管理メリットや、サポート/保守までを含めた、モニターのトータルな品質が、時には業務を左右する。「映って当然」のモニターだからこそ、優れた品質と信頼性が、あらゆるビジネスシーンにおいて必要不可欠なのである。

 

■Impress Watch

提供:株式会社ナナオ
企画・制作:株式会社Impress Watch
掲載:Impress Watch 2007年7月

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