会社概要
ビジネスモデル
ビジネスユニット相互のシナジーをとった事業展開
EIZOグループは、B & P(Business & Plus)市場向けモニターの開発で培ったソフト、ハード、周辺技術をCore Visual Technologyとして、各種分野で求められる性能・機能を追加した製品を開発し、V & S(Vertical & Specific)市場へと事業領域を拡大してきました。また、ビジネスユニット(事業)間で技術や調達、生産など各方面でのシナジーを効かせることで、先進的で差別化できる製品を生み出し、事業を展開・拡大しています。これが当社グループ独自のビジネスモデルであり、事業発展の大きな源であると考えています。
今後も、当社グループの基軸である映像表示システムの開発を進めながら、さらなる付加価値を追求し、ビジネスユニット相互のシナジー効果をますます促進させていくことで、 当社グループ固有の技術が発揮できる事業を育成、成長させ、 常に優位性を確立できる独自のビジネスモデルを展開してまいります。
Core Visual Technology
映像処理技術(解析、認識、補正、拡張)
人が知覚したい情報を映像や画像から抽出し、最適な形で提示するために、映像情報の解析、認識、補正、拡張などの処理技術を独自のアルゴリズムにて開発しています。またこの技術をリアルタイム処理で実現するためのハードウェア(ASIC、FPGA)開発を行います。
カラーマネージメントシステム
表示デバイスの性能を補償するための独自の制御システム(3D-LUT、DUEなど)と光学センサーを用いたカラーキャリブレーション技術を融合させることにより、様々な条件下における最適な表示品位の維持と提供を実現します。
表示デバイス開発技術
様々な表示デバイスの性能を当社独自の測定方法により評価するだけでなく、その性能向上のための表示デバイスメーカーとの協業、及び、プロフェッショナルな要求を実現するための表示デバイスメーカーとの共同新規デバイス開発を行います。
超高品質・超高信頼性設計技術
100%自社開発、自社生産による一貫した品質管理体制をベースに、特殊環境に求められる信頼性基準をクリアーするための試験設備を保有し、あらゆるプロフェッショナルなニーズに応えます。
超高精度調整生産技術
各種モニターに求められる性能・品質に対応するため、独自の調整アルゴリズムと専用生産設備を開発し、1台1台の表示性能のバラつきを高精度で補正します。
表示デバイス加工技術
タッチパネルとの複合化、表示性能の向上やIP(防塵防滴)対応を実現するための表面処理加工など、表示デバイスが保有する性能に加え、当社の生産技術によりモニター製品の付加価値を創出します。